須賀川市で避難所設営訓練

段ボール製の簡易ベッドについて説明を受ける職員たち

 須賀川市は新型コロナ禍における避難所設営の注意点などを確認するため、16日に市役所で担当職員ら約70人が参加して「避難所設営訓練」を行った。
 市は避難所における新型コロナ感染症に対応した運営ガイドラインを作成し、対策物資・資材の準備や避難者受け付け対応、発熱者や具合が悪い避難者がいた場合の対応、避難所内の衛生環境の維持、避難所滞在スペースのレイアウト(例)などを取りまとめた。
 コロナ対応時の避難所は平常時と比べて「3密」を避けるために1人当たりの避難に要する面積が2倍に広がり、収容想定人数が約半分になる。
 そのため、テープなどによる区画表示や段ボール製のパーティション(プライバシー保護用、高さ約1㍍)、ダンボールベッドのほか、消毒液や検温所、物資配布場所などを新たに設ける。
 昨年10月台風19号水害を受け、須賀川一小体育館など市内21カ所の避難所に平常時であれば4490人を受け入れる。コロナ禍での避難は2121人の受け入れを想定している。
 設営訓練では市民安全課職員からガイドラインに沿った説明があり、実際に受け付けで行う検温や段ボールベットの設置、間仕切り組み立てなどを確認した。
 合わせて市は、今年改訂した「ハザードマップ」を、災害が発生する前に確認し、避難経路や避難行動判定フローを活用するよう呼びかけている。