天栄村新型コロナ対策第3弾

 天栄村の新型コロナウイルス感染症対策支援の第3弾予算は15日の臨時議会で承認され、宿泊業や飲食業だけでなくあらゆる事業者を対象とした10万円の支援金や宿泊者1泊につき3000円を割引する泊まってエールキャンペーンなど各種事業を打ち出した。
 国の新型コロナ感染症対策地方創生臨時交付金5932万8000円を主な財源に、商工業、農業、福祉、災害など様々な分野で対策を進める。
 新型コロナ感染症対策支援金は売り上げが前年同期比30%以上減少した宿泊業に10万円、飲食業に5万円を5月に給付していたが、コロナ禍の影響が多くの業種に及んでいることから、対象業種を製造や建築、小売、個人事業主、フリーランスなどあらゆる業種を対象に拡充した。条件は今年2月から8月までの売り上げが前年同期比20%以上減少していることで、7月下旬を目途に速やかに申請を開始する予定。
 すでに5万円を受けた飲食業には追加で5万円を支給する。
 村内241事業者の申請を想定している。
 泊まってエールキャンペーンは、トップシーズンである夏季に観光客を呼び込むため、1人1泊の宿泊に対し3000円を割り引く。対象期間は8月から9月まで、2000人泊限定とする予定。県民割との併用はできないが、村独自に進める連泊割や国の「Go toキャンペーン」とは併用可能となる見込み。
 農業振興の地産地消拡大応援事業は村内の農作物を活用する村内飲食業、旅館業等に対し、月20%、上限3万円を補助する。対象は8月から来年2月まで。
 福祉分野は学生臨時支援金として、高校2年生以上大学生程度までの保護者を対象に、高校生1万円、大学生等2万円を支給する。
 新生児臨時給付金は、国の臨時交付金の対象とならなかった4月28日以降に生まれた子どもを対象に、一人10万円を給付する。
 在宅介護者応援臨時給付金は、春と秋に申請を受け付ける介護者激励手当支給事業に一人3万円を上乗せする。なお今年3月には8人の申請を受け付けている。
 一人暮らし高齢者等配食サービス事業は村社協が6月に実施した高齢者の見守り支援を継続させる。前回は一人暮らし高齢者や高齢者のみ世帯など約50人が対象となったが、改めて希望を確認する。
 新型コロナウイルス感染症予防に対応した避難所設置のため、サーマルカメラ4台を導入するほか、パーティションなどの備品等も購入する。
 村では各種事業の対応を急ぎ、村民の安全・安心な暮らしの維持に全力を注ぐ。