23日から企画展「帰ってきた阿武隈考古館」

企画展のポスター

 今年開館50周年を迎える須賀川市立博物館の企画展 「帰ってきた阿武隈考古館」 は23日から9月6日まで、 開館のきっかけである首藤保之助さん (明治20年~昭和43年) が全国で集めた土器や石器などのコレクションを展示する。
 同館は今年8月1日で50周年を迎えるが、 そのきっかけとなったのが考古資料収集家だった首藤さんの寄贈した約5万点にもおよぶコレクションだった。 当時玉川村で私設の 「阿武隈考古館」 を開いていた首藤さんは、 全国から資料を後世に伝えるため、 母校があり親交のあった須賀川市に収蔵品のほとんどを寄贈した。 市ではそれらの保存・展示施設として同館を建設した。
 企画展では北海道白滝遺跡から出土した黒曜石の石器や奈良県新沢千塚遺跡の土馬、 姫路城の軒瓦など、 首藤さんが長年かけて集めた旧石器時代から江戸時代の貴重な資料が並ぶ。
 また首藤さんが採集した市内日照田地内の団子山古墳の円筒埴輪片を契機に、 平成28年から始まった発掘調査で出土した朝顔形埴輪、 円筒埴輪も展示し、 資料の収集・展示・保存・活用、 継承という博物館の役割を伝える。
 同時企画として、 100年後の人に見せたい現在の身近な暮らしの様子などを写真に収め、 オリジナルグッズと交換する 「博物館とプレゼント交換しよう」、 これまでの企画展のポスターの展示なども行う。
 開館時間は午前9時から午後5時まで。 観覧料は大人200円、 大学・高校生100円、 中学生以下、 65歳以上、 障がい者は無料。 休館日は8月10日以外の毎週月曜日と8月11日。
 8月1日の開館記念日と21日の県民の日は観覧無料となる。
 問い合わせは同館 (℡75―3239) まで。