新稲田公民館は10月に供用開始予定

稲田新公民館

真新しい公民館を視察する橋本市長

 生涯学習や防災拠点としての機能を備える新しい稲田公民館は6日に市に引き渡され、10月の供用開始に向け準備が進められている。13日に橋本克也市長らが現地を視察し、完成した建物内を見て回り、職員から意匠や装備などの説明を受けた。
 新公民館は学校・公民館・体育館の地域の拠点となる施設を一カ所に集約し、地域のさらなる振興を図るため、地域体育館と稲田学園中学校舎の隣接する地点に、木造平屋建て延床面積496・80平方㍍で建設された。
 入り口を入ると高さ最大約5・5㍍の曲面天井を見上げる開放的なホールがあり、左手に受付カウンターと事務室を備える。右手奥には畳コーナーを設け、図書などを配置する予定。
 畳コーナー脇の廊下を進むと12畳の和室、3台の調理台を持つ調理実習室が右手に配置されている。左手には会議室(約73平方㍍)と研修室(約55平方㍍)があり、2室はパーティションで区切られ、接続すると広さ約128平方㍍で、約80人を収容できる。

地域の拠点として新しく建設された稲田公民館の外観

 バリアフリーの配慮として段差はほとんどなく、一部壁面はマグネットで掲示物を配置できるようになっている。
 災害時の防災拠点として、体育館北側に非常用発電設備を備え、各室には赤い非常用のコンセントが設置されている。また体育館西側に造成中の駐車場には備蓄倉庫を設置し、非常用備品を保管する。敷地内に40㌧の水を蓄える貯水槽も設置し、災害拠点としての充実を図る。
 現在建物は完成したが、外構工事と駐車場整備が進められている状況で、供用開始は10月を予定している。
 これまで住民参加のワークショップなどで地域の要望などを聞き取り、設計・工事が進められてきた。
 基本・実施設計は宮古建築設計事務所、建築主体工事は渡辺建設が請け負った。
 なお橋本市長は稲田公民館のほか、大規模改修工事の1期を終えた阿武隈小校舎、耐震補強工事が進む市文化センターを視察した。