京都からのキキョウを藤沼温泉に植栽

キキョウを植栽する柏村委員長(左)たち

 藤沼湖決壊による慰霊碑建設実行委員会(柏村國博委員長)と藤沼湖自然公園復興プリジェクト委員会(深谷武雄委員長)は5日、京都府亀岡市の「柏原平和池水害伝承の会」の中尾祐蔵代表から贈られたキキョウ24本のうち5本を藤沼温泉やまゆり荘に植栽した。
 柏村委員長は「中尾さんらの活動は、長沼地区の復興の取り組みの参考にさせていただき、いろいろとアドバイスも頂いています。今後も水害の記録を残すとともに、後世に伝えていかなければなりません」とあいさつした。
 東日本大震災で藤沼ダムが決壊後、同じような災害背景をもつ亀岡市柏原地区の住民らから義援金が寄せられ、被災地同士の交流が始まり意見交換や視察などを行っている。
 交流を通じ藤沼ダムの湖底に群生していた「奇跡のアジサイ」3株の苗木を平成28年6月に亀岡市内に植栽した。今年3月には中尾代表から長沼地区へキキョウ24本が届けられた。
 植栽作業はキキョウが咲き始める時期に合わせて、藤沼温泉やまゆり荘に5本、長沼公民館に5本を玄関前に植えた。
 残りの14本は9月頃に完成予定の慰霊碑の近くに植え、震災10年を迎える来年3月11日に除幕式を行う。