松明あかし2日の実行委員会で結論

 須賀川の晩秋を代表する風物詩「松明あかし」は30日現在で実施か中止か結論が出ていない。7月2日午前10時半から市役所で開かれる「実行委員会」で最終結論と実施する場合の方向性が決定・発表される。
 今月11日の実行委員会幹事会では、新型コロナウイルス対策を踏まえた上で、実施する場合は観光イベントとしてではなく、伝統行事の継承存続を主とした大幅に規模縮小する方向性を確認している。
 密集・密接状況が避けられない、松明太鼓ステージやまちなか目抜き通りの松明行列などは難しいものと見られる。
 新型コロナ感染拡大防止の「新しい生活様式」実践を踏まえた、秋以降の大型イベントを実施する場合の一つのモデルケースになることが見込まれる。
 松明あかしは戦国時代に須賀川地方を治めていた二階堂家と、奥州の雄伊達家との熾烈を極めた攻防で命を落とした両軍の犠牲者を弔うべく、420余年の歴史を持つ慰霊祭。毎年11月第2土曜日の夜、翠ケ丘公園五老山山頂に20本余の巨大松明を立て、轟々と夜空を焦がす、日本三大火祭りの一つとして、全国的にも知られている奇祭。
 会場周辺は毎年多くの観光客が集まり、ソーシャルディスタンスの確保や、市外からも不特定多数の観光客が集まることなどからも、いかに密状態を避けるかが開催する場合は大きな課題となる。