[速報・詳細追記] 公立岩瀬病院で7月1日から新型コロナ精密抗体検査開始へ

公立岩瀬病院(宗形充企業長)は、7月1日から新型コロナウイルス抗体検査(料金3850円・税込み)の受け付けを開始する。

 抗体検査はPCR検査や抗原検査とは異なり、今感染しているかを診断する検査ではなく、過去に新型コロナウイルスにり患したことがあるかどうかを調べる採血検査。

 公立岩瀬病院は須賀川・岩瀬地方の地域医療中核病院として、県中地域では唯一の第二種感染症病床指定医療機関として、新型コロナウイルス感染拡大防止への責務を果たすべく、同日からの抗体検査実施を決めた。

 現在は症状(発熱など風邪のような)の無い人が対象となり、「これまで特に症状は無かったが、知らぬ間に新型コロナに感染していたかどうか心配」、「少し前に風邪症状があり、今は回復したが、罹っていたのが新型コロナ感染症だったのか確認したい」、「これから生活していく上で、自らが免疫を持っているか知っておきたい」などの人の受診を公病ではおすすめしている。

 検査は人間ドック・健康診断のオプションとして実施できる。会社単位での申し込みも受け付ける。発症後14日以上経過している人に対して感度(要請を要請と判定する確率)100%、特異度(陰性を陰性と判定する確率)99・5%と報告されており、抗体が陽性であっても、再感染の可能性が無いと証明されているわけではない。

 新型コロナPCR検査・抗原検査と抗体検査の大きな違いは、「現在症状がある人への検査ではない」こと。過去に感染し、2週間以上経過している場合に検査陽性となる。

 PCR検査・抗原検査は、現在、発熱や自覚症状があり、新型コロナ感染が疑われた場合に「医師の判断で行われる」もの。

 抗体検査は「過去に感染していたかもしれない」場合、感染後2週間程度で抗体が出来ているかどうかを調べるもの。一般的に、抗体があれば、感染症にかかりにくくなるが、新型コロナに感染して抗体をもっていた場合、再感染するかどうか、現在のところ不明で、厚労省は東京・大阪・宮城でそれぞれ一般住民3000人を無作為抽出して血液を採集し、過去の感染割合を調べる抗体検査を実施した。東京は1971人中2人(0・10%)、大阪は2970人中5人(0・17%)、宮城は3009人中1人(0・03%)が陽性(感染歴あり)と判定された。

 問い合わせは公立岩瀬病院健診センター(℡75―3111)へ。