各中学校で久しぶりの練習試合

渾身のスイングで長打を放つバッター

 新型コロナウイルスの影響で休止していた土・日曜日の中学校部活動と対外試合は27日から再開し、管内同士の練習試合も組まれた。来月の大会に向けチーム力を高めた部がある一方、この試合が引退試合も兼ねた部もあり、生徒たちは様々な思いを胸に精いっぱい汗を流した。
 従来は中体連が部活動の集大成を発揮する場であり、敗退によって引退するのが通例だた。今年度は新型コロナウイルスの影響で中体連は大会自体と代替大会の中止を決めている。
 3年生の最後の場を設けようと学校や各競技団体が準備を進めているが、部によっては今月で引退し、次の目標に向けて一歩を踏み出す。
 このうち野球部は7月11日、県中地区の野球部顧問による白球会の大会が行われる。須賀川一中と大東中は27日、須賀川一中校庭で練習試合を行い、大会への士気を高めた。

3年間の成果を発揮する選手たち

 5回までの試合形式を2度行い、チームの連携や試合勘を取り戻した。土曜日だったこともあり保護者らも駆け付け、カメラを向け無言の声援を送っていた。
 市村信悟須賀川一中主将は「久しぶりの試合で楽しいです。来月の大会は悔いの残らない戦いにしたいです」、関根寿明大東中主将は「やっぱりチームで戦えるのはうれしいです。大会では優勝目指してがんばります」とそれぞれさわやかな笑顔で話していた。
 天栄中では同日、稲田学園、鏡石中、天栄中のバドミントン部が引退試合を兼ねた最後の戦いに臨んだ。
 顧問らによると、もともと同日に練習試合を調整していたが、代替大会も断念されたため、結果的に最後の試合となった。
 新型コロナウイルス感染を防ぐため出場者は3年生に限定し、無観客で行った。
 生徒らは団体戦や個人戦で3年間の思い出をかみ締めながら練習の成果を出し切っていた。
 山口くるみ稲田学園部長、我妻薫鏡石中部長、磯部結天栄中部長は「短い時間でしたが、チームメイトと一緒に他校と戦う時間を過ごせてよかったです。部員同士ぶつかり合うこともありましたが、協力して今まで練習してこれたこと、仲良くなれたことは本当に良かったです。これからも仲間を大切に、新しい目標に向かって頑張りたいです」と明るい表情で話していた。