第2波備えて公病の三浦院長が高齢者施設を訪問

公立三浦院長 公立岩瀬病院(宗形充企業長)は須賀川・岩瀬地方の地域医療を守る中核病院として、新型コロナの第2波到来に備え、三浦純一院長兼在宅支援センター長が市内高齢者施設を訪問し、感染症予防対策について指導・意見交換を行っている。初日となる22日はグループホームすずらんとグループホームすずらん日向の2施設を訪問した。
 新型コロナウイルスは高齢者が発症した場合重篤化する危険性が高く、全国的にも介護施設の感染死亡率は14%と看過できない状況になっている。
 公立岩瀬病院は秋から冬にかけての第2波到来が懸念されるため、市内介護事業所や施設から希望者を募り、感染防御と予防対策準備を組織的に進め、地域感染を最小限に留めるため、医療と介護が連携して適切な指導・助言・相談ができる体制をつくることで安心につなげることを目的に、三浦院長の訪問を企画した。
 22日はNPO法人豊心会のグループホームすずらん、グループホームすずらん日向で行われた。すずらん日向では、三浦院長が今野秀吉理事長、橋本正明管理者の案内で施設見学し、現状の感染対策や取り組みについて説明を受け、職員と利用者15人も交えて質疑応答の時間を設けた。
 職員からは感染症予防に適切な手洗いの方法、フェイスシールドの有効性、施設の消毒や買い物時の注意点、マスクを掛けている時の熱中症予防、完全な完治はあるのかなど、日頃の介護活動で不安に思うことや疑問について質問があった。
 三浦院長は「まずは手洗い、石鹸で十分なので特に爪先や親指など30秒洗う」「涼しい時から暑くなる時が熱中症にかかりやすいので、外ではマスクを外しても良いと思う」「微熱は37度を超えた状態」など一つ一つ丁寧に説明した。
 また、各事業所から寄せられた感染予防対策についての質問を日頃からチェックリストに記入し、対応などを共有していければと思いますと述べた。
 利用者らに大らかにしている方が免疫力は上がるので、楽しく過ごしてください。職員らには感染を防ぐプロセス、感染症を出してしまった時の対応プロセスについて、技術支援を行って行きますとアドバイスし、職員らの不安解消に努めていた。
 職員からは「新型コロナウイルスの感染防止には潜在的な不安がつきまとっていたので、今回のような専門的な説明や対応を聞けて安心できた」などの声が聞かれた。
 訪問相談を希望した8施設は次の通り。
▽特別養護老人ホーム=ゆう遊館、シオンの園▽グループホーム=いにしえ、やまゆり、すずらん、すずらん日向、すずらん紡、すずらんあかり