ムシテックで初のホタルと星の観賞会

清流を幻想的に飛び交うゲンジボタル

 ムシテックワールドの自然体験プログラム「ホタルと星の観賞会」は20日、同館周辺の里山で行われ、親子らが自然豊かな清流を飛び交うゲンジボタルの群れに感嘆の声をもらした。
 同館のスタッフがゲンジボタルの群生地を昨年に発見したことから、今年初めて企画した。
 午後7時半に同館に参加定員の20人が集まり、スタッフから移動中の注意点など指導を受けた後、生息地に向け出発した。足元をライトで照らしながら、子どもたちは慣れない夜道に胸を高鳴らせていた。
 途中、一番星やこと座のベガなど夜空に瞬き始めた星を、スタッフの解説を受けながら観察した。
 ゲンジボタルの生息地の近くまで来ると、視力の良い子どもはすぐにホタルを見つけ出し指を指して喜んでいた。

ホタル観賞を楽しむ参加者たち

 一般にゲンジボタルの観察は蒸し暑く、風が穏やかで雨のない日が好条件とされるが、この日は条件が合致し、生息地には大量のホタルの光がそこかしこに飛び交っていた。
 参加した親子らは歓声を上げて大喜びし、双眼鏡を使って観察に挑戦した。またスタッフが捕まえたホタルを間近に見て、「すごい、すごい」と満面の笑顔をみせた。
 帰り際、同館のビオトープで足を止め、生息するヘイケボタルも観賞した。
 スタッフは「条件が絶好だったため、ホタルも星も子どもたちに見せることができてよかった。また来年、今度はもっと多くの人に見てもらえたらうれしい」と話していた。