新しい宴会「須賀川スタイル」提案

新しい宴会「須賀川スタイル」イメージ

 須賀川市内の飲食業は少しずつだが新型コロナの影響を脱し始めているが、宴会業は今も客足の戻りが鈍いのが現状。そのためホテルサンルート須賀川、グランシア須賀川、ホテル虎屋の3社は合同で、安心してお客さまに会合を楽しんでもらえるように、新しい宴会の「須賀川スタイル」を提案している。
 緊急事態宣言解除後の新しい生活様式提案ではマスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離感)の確保などが示され、多くの場面でそれらを順守して新型コロナの第2波到来を防ごうと官民を挙げて協力体制を構築してきた。
 不特定多数の参加者が集まり、テーブルを囲んで親ぼくを深め合う、これまでの宴会スタイルには限界があり、従業員も含めて安全安心を確保出来ないと危機感を募らせた3社は6月に入り協議を重ね、安心して総会・会合や宴会が開ける「須賀川スタイル」を考案した。
 会場入り口で参加者全員にマスク着用と手の消毒徹底を呼びかけ、グランシア須賀川は7月から体温測定できるサーモグラフィを導入する。
 酒食を楽しむテーブルは従来7~10人で利用してきたが、最低でも1・3㍍ずつお互いに距離を取り、1卓最大で5人程度の利用に留める。
 料理もこれまでの大皿から取り分けるスタイルを変更し、1人ひとりがお膳を囲むようにして、品数は7~8品程度。利用者と従業員の接触を必要最低限に抑えるため、料理は6品ほどを初めに配ぜんし、締めのご飯ものやデザートのみを追加する。
 ビュッフェやオードブルスタイルで宴会を楽しむ場合は、料理を置くテーブルに間仕切りを置くなどして、とりわけは全て従業員が行う。
 各テーブルには飲食する時に取り外したマスクを置けるようにビニールの小袋などを用意するほか、飲み放題でお酒を楽しむ場合は、テーブルに使い捨て用の手袋を用意して自由に利用してもらう。
 総会や会議で会場利用する場合も、長テーブルに1から2人の着席とし、参加者同士が1・5㍍程度の間隔を空けて協議できるよう対応する。映像を利用するズーム会議も提案していく。
 今月に入り少人数ではあるが少しずつ宴会や会合も再開しているが、関係者は「年内いっぱいは大人数での宴会は厳しい」とまゆをひそめる。
 3社は「お互いに安全安心を確保しながら宴会を心から楽しんでいただけるように、須賀川スタイルに新たな工夫を加えながら提案していきたい」としている。