「岩瀬きゅうり」担い手育成事業で実習始まる

斎藤さんからキュウリ栽培を学ぶ吉田さん(右)

 須賀川市の岩瀬きゅうり担い手育成事業研修生の吉田祐大さん(33)=桜岡=の栽培実地研修が12日から始まった。
 市の主力作物である「岩瀬きゅうり」の産地維持を図るため、新規就農者を育成し、きゅうりの担い手を確保する制度で、研修生1人を採用した。
 吉田さんは須賀川農業公社の臨時職員として雇用され、賃金を受けながら研修している。
 5月1日から農業公社で農業一般の基礎を約1カ月学び、12日から滑川地内の斎藤敏夫さん(認定農業者)方で従事している。
 斎藤さんの指導を受けながら、約20㌢に伸びた苗に支柱を立て、倒れないようにアドシールで止める作業を行った。
 今後は江持荒池地内のほ場10㌃で、マルチを張って定植する作業、7月中旬頃から収穫を通して栽培方法を8月まで学ぶ。
 斎藤さんは「一日も早くきゅうりの後継者になってほしいと思います」と話し、吉田さんは「農業未経験のため、知らないことばかりなので早く覚えて、就農出来るように頑張ります」と意欲を述べた。
 研修内容は農業公社が行う定植、肥培管理、収穫、調整作業などの農作業、農産加工や商品販売、きゅうりを栽培する認定農業者らの元で、定植から出荷までの一定期間栽培に従事、各種研修会などに参加し、来年2月26日まで研修し、きゅうり農家として就農する。