高卒者の就職選考は10月16日から

 来春の新規高等学校卒業予定者に対する就職選考開始日は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、通常より1カ月遅らせ、10月16日から開始する。厚生労働省が11日に発表した。今年の求人票は様式の変更もあり、須賀川公共職業安定所は相談を随時受け付けている。
 新型コロナウイルスのため全国の高校で臨時休校が続き、通常5カ月かけていた就職準備期間が3カ月と短くなったことが課題となっていた。選考開始日を遅らせたことで、生徒の不安や十分な準備期間の確保を図る。
 全体のスケジュールとして、求人受理は6月1日から始まっており、学校への求人票の提示と学校訪問開始を7月1日から、学校から企業への応募書類提出開始は10月5日から、選考・内定開始は16日からとなる。
 須賀川公共職業安定所によると、新型コロナウイルスの影響が懸念される求人応募状況は、現在のところ例年と同程度とみられる。
 選考開始時期は遅くなったが、余裕を持った求人票の提出を呼びかけている。
 今年度は求人票の様式が変更され、項目が追加された。「屋内の受動喫煙対策」は喫煙室の設置の有無など対策の記入を求める。「固定残業代」は時間外手当の扱いについて記入が必要となる。
 そのほか適切なマッチングや離職率の低下のため、生徒が最も重要視する仕事の内容などは具体的でわかりやすい記入が必要になる。
 なお県内の最低賃金は1時間798円となっている。
 求人票の記入などに関する問い合わせは同安定所(℡76―8609)まで。