橋本氏が4期目への決意説明

4選に向け取り組みなどを述べる橋本氏

 任期満了に伴う須賀川市長選に立候補を表明した現職の橋本克也氏(57)=3期・越久=は10日、越久集会所で地元報道陣に対して、選挙期間中の取り組み方、4期目の政治方針などを説明した。新型コロナ禍であり選挙カーやポスターなどを自粛して公費負担を受けず、掲示板用ポスターのみ自費作成し利用する考えを示した。
 橋本氏は3月議会一般質問の答弁で立候補を正式表明しているが、改めて「協働のまちづくりを掲げて12年。震災や原発事故を乗り越えるため市民とともに復興の歩みを進め一定の成果を実感できた。しかし、台風19号水害や現在直面している新型コロナ対応は、改めて私に新たな使命感を呼び覚まし、何とかこの危機を乗り越えるために力を尽くそうとの思いを抱いた」と立候補に向け決意を語った。
 現在直面する感染症対策や台風水害対応にあたるため、選挙期間中も市長として執務にあたる方針で、事務所も越久舘の自宅に構え、遊説や告示当日の第一声なども行わない。密接・密集を避けるべく有権者との直接的な運動や集会も避け、電話での支援呼びかけに留める考えを示した。
 橋本氏は「現状を鑑みた私の判断であり、他候補や他選挙への影響を与えるものでない。あくまでも緊急事態に対する対応」だとし、市長選において選挙運動で認められている公営負担額(最大145万円余)を受けずに、市内370カ所の掲示板用ポスターのみ自費作成(最大38万円余)するとした。
 4期目の政策方針に①3期目でも掲げた「選ばれるまち すかがわ」の推進②台風19号水害で被災した市民・事業者の生活再建③東電原発事故で発生した除染土壌の全排出④風流のはじめ館や特撮アーカイブセンター開館、牡丹台アメニティゾーンへの道の駅設置、須賀川駅西地区再開発事業を核とした新たなまちづくり⑤新型コロナウイルス感染拡大防止対策―の5項目を重点目標に挙げた。
 「選ばれるまち すかがわ」の実現は3期目出馬にも掲げているが、橋本氏は「この4年間の様々な取り組みで私自身も須賀川が少しずつ選ばれ始めていると実感している。多くの市民の皆さんもそれらを感じていただいていると思う。引き続き取り組むことで、困難に直面している現状を打開しながら、より多くの人から『選ばれる』ための取り組みを継続したい」と説明した。
 風流のはじめ館オープンなどに向けた考えとして、「(これらの施設建設は)選ばれるための取り組みとして生まれた新しい構想であり、tetteなども含めていかに有機的に結び付けて市内の回遊性向上につなげられるかが求められる。市民の皆さんが住み続けたいと思い、須賀川が選ばれ続けなくてはならない。須賀川の素晴らしい資源を活かしながら、今後も多くの皆さんに注目してもらえるまちづくりを目指す」と述べた。
 また、台風19号水害や新型コロナ禍による市民と事業者の生活再建に引き続き注力する考えも示した。
 連合後援会長は石井敬三さん、後援会事務局長は山崎利男さんが引き続き務める。