【独自取材】須賀川市の夏休み授業日は10日程度に

 須賀川市内の小中学校は新型コロナウイルス感染拡大防止のため約1カ月半臨時休校した不足分の授業時間を確保するため、今年に限り夏休み期間中に10日間程度の授業日を設けることが市教委への取材で分かった。具体的な夏休み期間は今月15日の校長会、24日の市教委定例会で正式に確定し公表される。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、小中学校は4月8日から5月17日まで臨時休校した。国の緊急事態宣言解除と県の方針を受けて、翌18日から段階的に授業を再開し、今月1日から部活動や特設活動も段階的に始まった。
 小中学校や学年で若干異なるが、臨時休校期間は24日間で1日5時間で計算すると120時間程度が1学期の不足授業時間数となる。
 4・5月は小学校の運動会や交通安全鼓笛パレード、中学校は修学旅行や中体連など、実質的に学習面で不足している授業時間は80時間程度と考えられる。
 各学校は長期休暇を授業数に充てて不足時間数を確保する日数を出来る限り少なくできるよう、学校行事の見直しや休み時間の短縮、1日の授業数を1時間増やすなど工夫を凝らしている。
 夏休み期間は市小・中学校管理規則で7月21日から8月24日までと定められており、これらを変更する場合には市教委定例会で特例を設けるなど所定の手続きを要する。
 市教委は各校の取り組みも踏まえて、夏休み期間の10日程度を授業日に充てる考えで、さらに不足する場合は各校長裁量で7日以内であれば教育委員会に申請し、休校日を授業に充てられることから、最終的に冬休みも短くなるかは各校で判断が分かれることもありそうだ。
 全小中学校の普通教室はエアコンが完備されているため、夏休み期間中の授業に大きな支障はなさそうだが、屋外活動や登下校など厳しい猛暑の中で行われることが懸念されるため、適度な水分とミネラル補給、日焼け止め、日傘の利用も必要になってくる。
 最終的な夏休み期間の決定は、24日午後3時から開かれる教育委員会定例会で協議される。
 なお、市内小中学校は新型コロナウイルス感染拡大防止のためプールの授業は今年行わず、中体連支部大会代替え大会の実施は16日の会議で決定する。