二岐山の今シーズン登山解禁

登山道の安全を確認する参加者たち

 天栄村の「二岐山事前登山」は5日、てんえい山の会と村職員の計8人が参加し、登山道の安全を確認しながら目印などを設置した。参加した職員は「今年も登山道に大きな変化はなく、例年通り登ることができた」と話しており、実質的に今シーズンの登山が解禁された。
 事前登山は例年、山開きイベントを行う前に実施しているが、今年は新型コロナウイルスの感染を防ぐため、山開きイベントを中止し5月21日に安全祈願祭のみ行った。
 村はこれまで、山道の危険箇所などを確認する事前登山の実施までは入山を控えるよう呼びかけていた。
 日本三百名山の二岐山は標高1544・3㍍の男岳と1504㍍の女岳が二股に分かれて見えることからその名が付けられており、うつくしま百名山にも選定され、縁結びの山ともいわれている。
 男岳山頂付近ではアマズシャクナゲやサラサドウダンなど多くの高山植物が群生し、眼下には羽鳥湖高原、天候に恵まれれば飯豊連峰や磐梯山、猪苗代湖、那須連峰まで見渡すことができる当地方でも人気の高い山の一つ。
 二岐山に限らず登山には危険が伴うため、経験を過信せず複数人で行動することやGPSを装備するなど万全な対策が求められる。