食中毒の時期、注意を

 県中保健福祉事務所は、食中毒に注意が必要な時期になる中、新型コロナウイルスの影響からテイクアウトや宅配を実施している飲食店も多く、リスクが高まるため、普段以上に衛生管理を注意するよう呼びかけている。
 テイクアウトの食中毒予防のため調理の際には、中心部まで十分な加熱、盛り付け場でのウイルスや細菌付着の防止、細菌の増殖防止のために十分な放冷に気をつける必要があるとしている。
 商品を購入した場合は、できるだけ早く食事し、すぐに食べることが難しい場合は冷蔵庫などで保管することが菌の増殖を防ぐ上で大切になる。
 また家庭でできる食中毒の予防として、調理や食事の前の手洗いが大切とし、石鹸を使い2度洗うことを挙げた。
 また、これからの季節は自宅で起こる食中毒予防のため、カレーなど翌日に再加熱して、食べる料理などは、熱に強い菌が残っている可能性もありできるだけ、当日に食べることが望ましい。
 夏の時期に増えるバーベキューなども、生肉に付着した菌類を口の中に摂取しないよう、生肉用のトングと焼いた肉をつかむトングを別個用意が必要とした。
 県内では前年度39件99人の食中毒が発生した。例年に比べると、アニサキスが大流行した平成30年を除くと件数は1・5倍から2倍と多く発生しているものの、患者数は半分以下で、集団食中毒の発生が少なかった。
 食中毒に関する相談を受け付けている。問い合わせは同事務所衛生推進課(℡75―7821)まで。