コロナ対策の飛沫防止用シートの火災注意

コンビニなどに設置される飛沫防止シート(4月撮影)

 須賀川地方広域消防本部はビニールなどを使った飛沫防止用シートから燃え広がる火災が全国で報告されていることから、火気や熱源を近づけないなど類似火災に注意を呼びかけている。
 新型コロナウイルスの感染を防ぐため、多くの事業所や店舗でビニールやナイロン製の飛沫防止用シートが設置されている。
 大阪にある店舗のタバコ売り場で4月、客が販売しているライターを試しに点火したところ、シートに着火する火災が発生した。このほかにも同様の火災が盛岡や山形などで確認されている。
 飛沫防止用シートに使われるビニールやナイロンは燃えやすい性質があり、燃えながら溶けて垂れるため、周囲にある商品や書類などの可燃物から延焼拡大する危険性もある。
 消防本部は類似火災を防ぐため①シートの付近で火気の使用、喫煙をしない②ライター等を扱う売り場では点火させないようにし、商品を店員の目が届くところで管理する③白熱球など熱源となるものから離れて使用する④難燃性、不燃性のシートの使用を検討する⑤スプリンクラー設備の散水障害が生じない位置に設置し、自動火災報知設備の感知器のみ警戒部分が生じないようにする⑥避難の支障とならないようにする―などの対策をホームページ等で呼びかけている。