台風被害の浜田地域体育館は約8カ月ぶり再開

久しぶりの卓球を楽しむ市民たち

 新型コロナウイルスの影響で休館が続いていた須賀川市内の体育施設は、国・県の緊急事態宣言解除を受け、1日から約2カ月ぶりに再開した。このうち浜田地域体育館は昨年10月の台風19号による被害で復旧工事が進んでいたこともあり、約8カ月ぶりの再開となった。利用団体や地域住民は仲間同士で久しぶりに行うスポーツの喜びを噛み締めている。
 浜田地域体育館は昨年10月に日本列島を襲った台風19号豪雨災害により、床上浸水や駐車場北側のフェンスが押し曲げられるなどの被害を受け、休館を余儀なくされてきた。台風直撃後は地元住民や利用団体などが復旧ボランティアとして集まり、被災状況に目を丸くしながらも、一日も早い再開を願い、清掃や泥出しなどに汗を流した。
 今年2月からは市から復旧工事を受けた横山建設が床下堆積土砂の撤去や処分、洗浄や消毒、床の研磨や塗装、コートラインの引き直し、浄化槽ブロアの交換などを行い、今月末で工事が完了した。
 再開初日に利用した東スポーツクラブの6人は、仲間との再会を喜びながらマスク姿で卓球に汗を流した。同クラブは20年以上前に結成し、同館で毎週2回卓球を楽しんでいる。
 上野敬二代表は「ずっと家にいたこともあり、こうしてまた活動できてうれしい」と笑顔をみせる。「新型コロナ予防のため今は不自由なところもあるが、これからも健康のため活動を続けていきたい」と話す。
 真新しいワックスの匂いが残る体育館にはピンポン玉のラリー音と笑い声が響いていた。
 なお体育施設の利用条件は、マスクの持参とスポーツを行っている場合を除く着用、大声での会話や応援等をしないこと、こまめな手洗いやアルコール等での手指消毒、2㍍以上の距離の確保、利用者名簿の作成、1時間に10分程度の定期的な換気などが求められる。
 人数は屋内は100人以下、屋外は200人以下で人との距離を十分に確保し(1人あたり4平方㍍を目安とする)、大会は当面の間は県内の参加者のみ認められる。屋内施設での食事は不可とし、学校体育施設開放事業は引き続き当面の間休止する。