公共施設の使用再開、市民の姿戻る

わいわいパークで遊ぶ子どもたち

 須賀川市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月末まで公共施設の臨時休館や貸し館中止など取り組んできたが、緊急事態宣言解除などを受けて、1日から利用を再開した。各施設は久しぶりに市民の姿が集まり安どの声が聞かれた一方で、全ての利用者がマスクを着用して来館するなど、まだまだ平常とは遠い現状も見て取れた。
 市における新型コロナウイルスは4月2日に初感染が報告されてから1週間で7人が感染したが、同9日を最後に新たな報告はなく、5月中に全ての入院患者も無事退院した。
 市は県の緊急事態宣言解除を受けて臨時休館中の公共施設再開へ準備を進め、5月16日の中央、長沼、岩瀬の3図書館を皮切りに段階的に利用再開へ舵を切った。
 きょう1日は市役所内の市民協働エリア、tette、公民館貸し室、市民の森、市フラワーセンター、一部体育施設などの利用が再開し、月曜休館の体育施設などが2日から利用再開し、全ての公共施設が利用できるようになる予定である。

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 このうちtetteは、たいまつホール、わいわいパーク、円谷英二ミュージアム、学習室など一部制限を設けて再開した。密閉・密集・密接の「3密」状態を避けるため館内の定期的な換気、消毒作業などしたうえでの再開だが、換気が難しい音楽室や円谷ミュージアム内のタッチウオールなどは引き続き利用できない。
 わいわいパークは市内在住者限定の事前予約制とし、午前9時、午前10時45分、午後1時半、午後3時15分の計4回に分けて受け付ける。各回の定員は親子30人とし、1組の利用は1日1回1時間に限定する。問い合わせはこどもセンター(℡76―6687)。
 学習室などは席を少なくするなど一度の利用者数を制限し、開放するなど緊急宣言解除後の新しい生活様式に即した利用に理解と協力を求めている。
 市内公民館は「3密」を避けられない調理室の利用は出来ないが、各貸し室・貸し館が再開した。各種講座などは実施に向けて準備を進めていく。
 市役所の市民協働エリアは概ね通常通り利用できるが、6階展望台ウルトラフロアは医療従事者への感謝を表すブルーライトアップを継続するため当面の間入場できない。
 市内公共施設は「3密」を避けながらの利用再開を始めており、マスク着用やかぜの症状がある場合は来館も見合わせるなど理解と協力が求められている。