体育施設利用は屋内100人以下に

6月から利用再開する中央体育館

 須賀川市は6月1日から貸し館を再開する公共施設について26日、体育施設は屋内100人以下、屋外200人以下、公民館は合唱や吹奏楽、ダンス、レクリエーションスポーツ、調理室や屋内の食事等は利用できないなど、利用基準を示した。利用団体からは再開を歓迎しつつ、戸惑いの声も聞かれた。
 市は新型コロナウイルスの市内感染発生を受け4月9日から体育施設や公民館などの公共施設を休館しており、利用団体の活動も休止していた。
 利用再開に合わせ、新型コロナウイルスの感染を防ぎ安全に使用してもらうため、貸し館や大会開催基準、協力要請事項を定め、利用団体への周知を図っている。
 体育施設で練習や大会を行う際は、屋内は100人以下、屋外は200人以下で人との距離を十分に確保し(1人あたり4平方㍍が目安)、大会は当面の間は県内の参加者のみと要請する。屋内施設での食事は不可とし、学校体育施設開放事業は引き続き当面の間休止する。
 そのほか、マスクの持参とスポーツを行っている場合を除き着用、大声での会話や応援等をしない。
 公民館は同室、同時間の利用人数について「3密」を避ける程度に制限するほか、カラオケ、合唱、息を吹く楽器の演奏、声を頻繁に出す形態は利用できない。またダンス、レクリエーションスポーツも原則利用できず、調理室の利用や施設内での食事もできない。施設の利用時間は最大2時間まで。
 体育施設、公民館ともに、こまめな手洗いやアルコール等での手指消毒、2㍍以上の距離の確保、利用者名簿の作成、1時間に10分程度の定期的な換気などを求める。
 なお国・県の基準の見直しや感染拡大の状況により要請内容は随時見直す。
 6月からの利用再開に合わせ、事前に大会などで予約していた団体もあるが、これまでの自粛要請により練習もままならないため、延期や中止を決定する団体がほとんどとなっている。
 県卓球協会県南支部は6日に中央体育館で中学選抜強化リーグ大会を予定していたが、部活動ができない状況のため中止した。関係者は「今後も中止が続くのは子どもたちにとってかわいそうなので、できれば7月から大会を再開したい」と話す。
 須賀川ミニテニス協会も7日に同館で予定していた交流大会を10月に延期した。「施設利用再開は喜ばしく、『3密』を避けながら練習を重ねたい」とした。
 須賀川市スポーツ鬼ごっこ愛好会は14日に同館で行う大会について、規模を縮小した体験会に変更し、大会は9月に延期した。「体験会の参加は当日も受け付ける予定。対策を十分に取りながら、可能な活動をしていきたい」と述べる。
 一方で、これまで公民館を練習拠点にしてきた合唱や吹奏楽関係団体は、活動の休止継続や練習場所の確保など判断が求められ、困難な状況がしばらく続きそうだ。