テレビ会議で阿武隈川減災対策協議会

テレビ会議で現状について説明を受ける橋本市長

 阿武隈川上流大規模氾濫時の減災対策協議会は25日、新型コロナウイルス対策のため、国土交通省のテレビ会議システムを利用して、須賀川市など12市町村と福島河川国道事務所ら関係団体が参加して開かれ、昨年の台風19号水害を受けて、国の復旧・復興プロジェクトについて意見交換した。
 近年の雨の局地化・集中化・激甚化を踏まえ、阿武隈川上流における堤防の決壊や越水などに伴う大規模な浸水被害に備え、隣接する自治体や県、国等が連携して減災のための目標を共有し、ハード・ソフト対策を一体的かつ計画的に推進するため定期的に協議会を開いている。
 橋本克也須賀川市長は委員、遠藤栄作鏡石町長はオブザーバーとして出席した。
 初めに台風19号被害者に対して全員で黙とうを捧げ、国・県の担当部局から梅雨の出水期を前に対応について説明があった。
 橋本市長は取り組みについて一定の評価をする一方で、ソフト面の対策だけでは住民の安心感につながらないため、ハード面もスピード感を持って取り組むよう強く要望した。
 国と県は阿武隈川と支流について堤防延長や決壊箇所の修復、川底の掘削、雑木の伐採などを令和10年度まで段階的に取り組む計画を進めている。
 また、須賀川市は今年7月を目標に、ハザードマップ改訂と浸水想定区域内世帯への防災無線戸別受信機の配布を予定している。