西濃運輸に消防協力者表彰

水野消防長から賞状を受ける宗形支店長

 須賀川市滑川の西濃運輸郡山支店(宗形幸寿支店長)は26日、同支店敷地内で1月に発生した急病者に対し、「心停止の早期認識と通報」「心肺蘇生とAED」など「救命のリレー」による適切な対処で救命したとして、須賀川地方広域消防組合から協力者表彰を受けた。
 今年1月17日午前0時半頃に同敷地内で、県外から来て荷降ろし作業をしていた50代の運転手(同社協力会社社員)が意識を失い、心肺停止状態で倒れているところを同社の従業員が発見した。
 事務所で知らせを受けた千葉広勝業務課長(58)、事務員の斎藤学さん(42)、グループ社員で路線乗務員の堀江哲広さん(40)の3人が駆けつけ、千葉さんは胸骨圧迫、堀江さんはAEDを持参し電気ショック、斎藤さんは119番通報と、連携して救命措置を行った。
 病人は通報から約10分後に駆けつけた救急隊に病院に搬送され、3月下旬に後遺症もなく退院した。
 表彰式は宗形支店長、千葉業務課長が出席し、水野弘美消防長が賞状と記念品を渡し、「迅速かつ適切で理想的な『救命のリレー』により貴い命を救うことができた素晴らしい好事例」とたたえた。
 宗形支店長は「何より同じ仲間を連携して助けられてよかった。退院後、事務所にも顔を見せてくれたが、元気な姿でうれしかった。受賞を契機に、これからも日頃の安全指導に力を入れたい」と述べた。