市内でマスク未着用増え始める

帰宅後の手洗いはしっかりと泡をたてて(イメージ)

 国の新型コロナウイルス緊急事態宣言が解除されて1週間余。須賀川市内で最後に感染が確認された4月9日から1カ月半が過ぎようとしている。松明通りや市内大型スーパーなどは変わらずマスク姿の市民がほとんどだが、若者を中心に未着用で出歩く姿が増え始めてきた。
 県内においても感染者ゼロが2週間続き、入院患者も12人(感染者81人)まで減ってきた。須賀川市も4月2日の感染初確認から同9日までに7人(退院6人)が発症し、不要不急の外出自粛やせきエチケットの徹底など多くの市民が不自由な日常を受け入れ協力したことで、1カ月半にわたり感染者ゼロを継続出来ている。
 しかし、大型連休も明け市内小中学校の授業再開などから、若者と高齢者を中心にマスク未着用で出歩く姿が徐々に増え始めてきた。
 特に天気が良い日中の公園を散歩する高齢者、まちなかをランニングしたり公園で集まって遊ぶ若者たちがマスクをしていないケースが多く、理由を訪ねると「窮屈だから」「息苦しい」「俺がかかるわけが無い」など現状を理解していない的外れな返答があった。
 国の方針を受けて須賀川市や鏡石町がホームページなどで「新しい生活様式」への理解と協力を呼びかけているように、世界的にみても新型コロナウイルスは収束する気配すらみえない状況だ。
 日本だけ、須賀川市だけ感染がこのまま治まるわけがなく、従前と比べてやや窮屈ではあるが、マスク着用、密閉・密集・密接の「3密」を避ける、こまめな換気などを継続することが、感染者ゼロ期間を伸ばすことにつながる。
 tetteや体育施設、市内公民館など利用再開解禁となる6月まで1週間超と迫っており、新たな感染源にならない、クラスター(集団感染)を引き起こさないよう、マスク着用やせきエチケット、帰宅時の手洗い徹底など一人ひとりの理解と協力が引き続き求められている。