速報 松崎酒造と寿々乃井酒造 全国新酒鑑評会ダブル入賞

松崎酒造の松崎淳一社長

 広島県東広島市の酒類総合研究所の令和元酒造年度全国新酒鑑評会の入賞結果は22日に発表され、天栄村の松崎酒造と寿々乃井酒造が今年もダブル入賞を果たした。
 酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の共催で、全国規模で開かれる唯一の新酒鑑評会。全国の酒造家が鑑評会を最高峰の目標として技術の粋を結集し、最高賞の金賞を目指し全国から850点が出品した。
 今年は新型コロナウイルスの影響で金賞を決める結審が困難となり、4月の予審を踏まえ入賞酒のみ決めた。
 入賞した松崎酒造の「廣戸川」は、昨年まで8年連続で金賞を受賞しており、入賞としては9年連続となる。新酒は天栄産の酒造好適米「夢の香」で作り上げた。松崎淳一社長と祐行杜氏は「今年は湯本地区の米が粒ぞろいで、例年通り仕上げられたので、金賞に見合う出来映えの手応えはあった。新型コロナで大変な時期だが、お酒は日常に戻ったときに必要な活力であり、飲食店や酒屋とともにこれから頑張っていきたい」と前を見据えた。

寿々乃井酒造の鈴木理奈さん

 寿々乃井酒造の「寿々乃井」は昨年初の金賞を受賞し、2年連続入賞となった。今年も「山田錦」を使用し、良質な味わいに仕上げた。広報担当の鈴木理奈さんは「暖冬のため温度管理が難しかったが、蔵人の苦労が報われる結果をいただき大変うれしい。飲む人に喜んでいただけることが第一であり、これからも喜びを届けるお酒造りを続けていきたい」と笑顔で話した。