天栄村で1162人に二重払い

 天栄村は19日、新型コロナウイルス対策として国から1人当たり10万円が支給される特別定額給付金について、18日に375世帯1162人に対し誤って二重払いの手続きを行った。同日に発覚し、対象世帯に事実説明と謝罪を行い、支払いの取り消し作業を進めていることを発表した。
 村は特別定額給付金の支給で、3、4日前までに振込先のデータを作成し、指定金融機関に引き渡している。18日に振り込むデータは14日に引き渡していたが、出納室が誤って15日にも同じデータを渡してしまい、合計1億1620万円が振り込まれた。
 指定金融機関と入金を確認した村民からの問い合わせで二重払いが発覚し、20日午前9時までに1世帯を除く374世帯に電話と訪問で事実説明と謝罪をした。また19日までに1億270万円の支払いを取り消し、金融機関と連携し回収作業を進めている。
 なお、19日に振り込む予定だった303世帯8440万円は18日にデータを渡し、問題なく振り込まれた。今回の誤りにより今後の支払いが遅れることはないという。
 今後の対策として、振込データ作成時に出納室だけでなく他課からも応援を得て複数人によるデータ内容の確認を徹底し、再発防止を図る。
 添田勝幸村長は「1日も早く村民のもとに支給するため、職員に作業を急がせていたことも一因となった。トラブルが二度と発生しないよう対策を徹底し、信頼回復に努めたい」と謝罪した。