注意を!出店荒らしなど相次ぐ
須賀川署はこのところ須賀川・岩瀬管内で出店荒らしや空き巣などの犯罪被害が相次いで発生していることから、施錠などの警戒を怠らないよう注意を呼びかけている。
県内全体の刑法犯認知件数は今年1月から3月末現在で1861件(前年同期比153件減)で、そのうち窃盗犯は1278件発生している。主な増加犯罪は万引が314件(同33件増)で、次いで出店荒らし37件(同19件増)、さい銭狙い27件(同17増)と続く。
須賀川署管内での同期の刑法犯認知件数は89件で、前年同期より18件減っている。
しかし、このところ出店荒らしなどが相次いでいることから、夜間のパトロールや機動捜査隊の応援を得た警戒に力を入れている。
防犯対策としては、一般に侵入者は侵入に5分かかると7割、10分以上かかるとほとんど諦めることから窓やドアに補助錠などを取り付けることが有効とされている。
またセンサーライトの設置、ダミーを含めた防犯カメラの設置、建物の周囲に死角をつくらない、2階への足場となるものを置かないことなども効果がある。
そのほか、軒先に置いたタイヤや貴重品などが盗まれることもあるため、不用意に物を放置しないよう注意を呼びかける。
同署はそのほか、須賀川市和田字仲作田37先の国道118号線上で大型バイクの単独による死亡事故が発生しているため、交通違反の取り締まりなどを強化し続発防止に力を入れている。