須賀川市で特別給付金関係の予算成立

 須賀川市臨時議会は12日開かれ、報告1件、議案3件を審議し可決した。市民1人につき10万円を支給する新型コロナ特別定額給付金に係る76億2000万円の一般会計補正予算が成立し、13日に郵送準備、14日に発送、15日から申請受け付けが正式に決定した。
 専決処分は計7件あり、主に新型コロナウイルス対策に係る各課経費で、一般会計に29億1554万円を追加した。深刻な経営打撃を受けた飲食・宿泊・観光業への市独自支援策予算も含まれている。
 そのほかの議案は財産取得と特別定額給付金に係る一般会計補正予算など。
 財産取得は市消防団第5分団保土原班に消防ポンプ自動車1台(2200万円)を配置する。
 一般会計補正予算は特別定額給付金に要する76億2000万円を追加し、先の専決処分と合わせて総額481億4967万1000円とした。
 橋本克也市長は議会冒頭のあいさつで、3月4日からの小中学校臨時休校、市内感染者発生(4月2日以降)の放課後児童クラブ館休止などユーチューブやウルトラFMでメッセージを発信して「3密」の回避や行動抑制を呼びかけてきたとし、「市民及び医療従事者の皆さんの協力に敬意と感謝を」と述べた。
 市独自支援策の店舗等維持補助金、雇用維持補助金、感染拡大防止経費補助金のほか、業種を問わず中小企業・小規模事業者を支援する「信用保証料補助制度」拡充についても改めて説明した。
 また、先月28日付の専決予算で「新型コロナウイルス対策資金貸付金制度」を創設し、金融機関の融資実行までのつなぎ融資で申請事業者を支援しているとし、先の3補助金などと合わせて11日までの総申請件数は191件だと報告した。
 最後に、新型コロナウイルスは未だ終息が見通せない状況にあり、前例のない緊急事態にあることから「この難局を乗り切り、一刻も早く日常を取り戻すため、感染拡大防止の徹底に引き続き最大限のご協力をお願いします」と呼びかけた。