管内5高校は分散登校など対応進む

 県教委は県立高校の臨時休校を当面延長するとし、ICTなどを活用した家庭学習支援や分散登校日の設定などにより継続的に学習・生活支援を行い学校再開に備えるよう各校に指示を出している。
 臨時休校の長期化により、生徒の学びの保障や心身の健康が懸念されている。文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症の対策に関する懇談会」では、社会全体が長期間にわたり新型コロナウイルスとともに生きていかなければならないという認識に立ち、学校における感染、拡大のリスクを可能な限り低減しつつ段階的に実施可能な教育活動を開始し、その評価をしながら再開に向けて取り組みを進めていく考えが重要とされている。
 須賀川・岩瀬管内の県立5高校でもそれぞれ対応は異なるが、分散登校の実施などで段階的に教育活動を再開する。
 須賀川高は7日に臨時登校日を設け、15日までの学習課題などを指導した。また18日に再度臨時登校日を設け、19日からは分散登校、時差通学を開始し、各生徒が2日に1回、40分4コマの教育活動を行えるよう準備を進める。
 須賀川桐陽高は8日に臨時登校し、生徒の自宅学習をサポートするため「グーグル・クラスルーム」の使用法などを指導した。11日からは同サービスを使い、生徒と教諭が連絡や学習課題のやり取りなどを行っている。また今後学年やクラスを分散した形で時差登校できる日も設ける予定。
 清陵情報高は11日に2年生、12日に1年生、13日に3年生が分散して登校し、課題などを指導。また今後分散型で教育活動再開をできるよう検討を進めている。
 長沼高は7日に配布した学習課題などを18日の登校日に回収する。それ以降は状況をみながら登校日を増やしていく予定。
 岩瀬農業高は12日の登校日に全生徒が時差通学し、13日以降は実習が必要な環境工学科、園芸科学科は登校日を複数設ける。そのほか1年全学科、全校対象の登校日を設け、学習指導の機会を増やす。また13日から22日まで、全生徒を対象にした個人面談の機会を設け、心身の状態や休校中の過ごし方、学習、進路、友人関係などについて相談に応じる。