続報 学校休校で預け先ない児童の預かりも

 須賀川市教委は国の非常事態宣言や県の方針を受け、7日以降の休校延長を正式発表し、預け先のない園児や児童に限り、5月7日以降の預け入れ再開を決めた。保育所・幼稚園・こども園は保護者に登園自粛を要請した上で再開、小中学校は当面臨時休校を延長するが、預け先のない家庭の児童は午前中を各小学校で、午後は児童クラブで預かりを受け入れる。部活動や特設活動は引き続き行われない。
 市教委から30日午後、保護者一斉送信メールで7日以降も「当面の間」延長する旨を通知した。学校再開の時期は県知事の臨時休業要請解除を受けた後に決定・連絡する。
 市内公立保育所・幼稚園・こども園は臨時休園を解き、7日から保護者に預け先がない家庭を除き登園自粛を再度要請した上で再開する。
 小中学校は7日以降も当面延長し、市教委は「家庭でのご協力を繰り返しお願いすることとなりますが、お子さんの健康状態の把握に努め、感染防止のための適切な対応をお願いいたします」とメールを通して理解と協力を求めた。
 小学校に限り預け先のない家庭の児童は、午前8時半から午後0時半まで各校で安全や新型コロナ対策に十分配慮したうえで預かり、児童クラブ館に登録している子どもについてのみ、午後からは児童クラブ館で午後6時半まで受け入れる。土曜日は午前7時半から。
 預け先がなく学校で過ごす児童は、各校が出した課題などを教室で行うのみで授業は開かれない。利用に関する相談・問い合わせは各学校まで。
 国は4日までに新型コロナウイルス感染拡大防止のために発令した非常事態宣言の解除時期を発表するとしているが、概ね5月末までとする案を軸に調整している。
 市教委では6月と見みられる学校再開に向けて準備を進めているが、約2カ月にわたり休校が続く現状で夏休みを授業日としてとらざるを得ないとの情報もある。せめてお盆前後は家庭に返してあげたい(夏休みに)との考えも聞くが、現段階では考えていない土曜日授業も、休校期間の長さによっては、検討する段階が来る可能性が出てきそうだ。
 なお、市内の小中学校は全校普通教室にエアコン完備されており、理科室や音楽室などにも概ね冷暖房が備え付けられ、室内に限っては暑さ寒さを心配する必要はない模様だが、一方で年々酷暑がひどくなる中で児童生徒が安全に登下校できるのかなど危ぐする声も聞かれる。
 また、部活動・特設活動が行えていない影響がどのように子どもたちの心身に現れるかを心配する保護者も少なくない。