西袋中がビデオ会議活用した新たな試み

Zoom の運用実験を行う教員たち

 新型コロナウイルスの影響で小中学校の臨時休校が続き、学習指導や生徒とのコミュニケーションが課題となる中、西袋中(遠藤彰校長)はビデオ会議システム「Zoom」(ズーム)を活用した運用実験を開始し、休校中の生徒とのコミュニケーションを図る手立てを模索している。
 臨時休校中の指導について、これまでに例のない長期化が続いていることから、確立された有効な手立てはなく、教育委員会や各校で方法の検討が進んでいる。
 西袋中はテレワークへの活用などで全国的に注目を集めるZoomを使い、オンライン授業や学級活動などの可能性を探る。
 2年生を対象とした運用実験は24日に開かれ、生徒たちは自宅でパソコンやスマートフォンを使い、テレビ通話で教諭や同級生らとカメラ越しに再会した。
 また緊急事態宣言を受け、在宅勤務中の学年主任らも参加し、生徒らに励ましの言葉を送り、社会科のクイズなどでも盛り上がった。
 3年生を対象とした運用実験は28日午前11時半から行う予定で、27日には西袋二小の本多敦嗣校長も参加して教員同士の試験を実施した。
 遠藤校長は「新型コロナウイルスの状況によって、これからさらに臨時休校が長期化する可能性もあり、こうしたビデオ会議システムなどで生徒と教師、生徒同士がコミュニケーションを図ることも検討していかなければならない」と話す。また課題として「全家庭に必要な環境があるとは限らないこと、通信速度などの影響で通話が途切れることもあり、現時点で授業への活用までは難しいこと」などを挙げた。
 なお28日の運用実験の様子などは後日掲載する。