続報 次亜塩素酸水を無料配布

次亜塩素酸水無料配布を受ける市民

 須賀川ぼたんロータリークラブ(安田長蔵会長)など市内有志3団体は26日、tette前広場で新型コロナウイルス感染防止に役立つ次亜塩素酸水を無料で市民に配布した。開始約1時間前から40人近い行列ができ、当日の余剰分は公立岩瀬病院に全て寄付された。
 「みんなでできることをしましょう」プロジェクトとして、ぼたんRCをはじめ県中小企業家同友会須賀川地区(味戸雄二郎会長)、須賀川料理店組合(郡部仁喜組合長)、ホテルサンルート(味戸誠一郎社長)が合同で次亜塩素酸水600人分(1人400㍉㍑換算)を用意した。
 無料配布には20代とみられる夫婦から高齢者まで幅広い年代の市民が手に手にペットボトルやスプレーボトルなどを持ち、スタッフの指示を受けて1㍍以上の間隔を保ちながら長蛇の列を作った。
 予定時間を10分繰り上げて始まった無料配布は、有志団体メンバーらが1人400㍉㍑超を持ち寄った容器に計り入れた。
 午前10時過ぎに列に並んだという60代女性は「お店で消毒液を手に入れづらくなっていたので大変ありがたいです。新型コロナで毎日大変ですが、次もぜひやってもらいたいですね」と話した。
 プロジェクトは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、屋外だが「3密」(密閉・密集・密接)状態ができないよう細心の注意を払い、参加者にもマスク着用を徹底するよう呼びかけられた。
 活動は約30分で終了し、配布しきれなかった次亜塩素酸水は、当地方の中核病院として日夜、医療活動に努めている公立岩瀬病院に全て寄付した。
 今のところ2度目の無料配布予定はしていないが、参加者からの要望があれば検討したいとしている。
 次亜塩素酸水は弱酸性で、手指や衣服、食器類、ドアノブなど手の触るところに直接スプレーして使用できる。
 目や口に入っても害は無く、次亜塩素酸水自体はウイルスなどを殺菌し不活性化させると水に変化する。室内や衣服などに直接噴霧するほか、5倍に希釈して空間除菌や消臭などに超音波加湿器利用もできる。
 タオルや雑巾に吹きつけてテーブルを拭いても、布が殺菌されるだけで効果は無いので、消毒したい場所に直接吹きかけるよう呼びかけている。