続報 円谷メモリアルマラソン大会可否は6月初旬にも

 須賀川市の円谷幸吉メモリアルマラソン大会実行委員会は文書による第1回委員会を開き、第38回大会を10月18日に開催する方向で準備を進めると決めた。参加エントリーは7月1日から受け付けを始めるが、新型コロナウイルス感染拡大による社会情勢も鑑み、6月初旬を目処に大会開催可否を慎重に判断する見込み。
 昨年は大会直前に台風19号が日本を直撃し、市内も大きな被害が出たため中止した。そのため今年開催されれば2年ぶりとなる。
 大会は須賀川出身で東京五輪男子マラソン銅メダリストの故円谷幸吉選手の顕彰と市民の体力づくり、健康なまちづくりへの寄与が目的。
 東京五輪を前に大会への関心も年々増加し、近年は3000人を超える市内外のランナーが健脚を競っている。
 実行委員会は今年の大会について、日本陸連公認コースのハーフ、10㌔、5㌔と、任意コース3㌔、2㌔、1・4㌔で実施できるよう準備を進める。
 招待者は1968年メキシコオリンピック2位の君原健二さん、円谷選手の練習パートナーである宮路道雄さんを予定している。
 新型コロナウイルスの影響が全国に及ぶ中、開催を危ぶむ声も少なくないが、一方で2年ぶりの大会を待ち望むランナーも多い。
 毎年市内の企業なども団体で参加している。そのうち須賀川ガスの50代男性社員は10年ほど前から5、6回参加し、平成30年の前回大会ではハーフマラソンに挑戦したという。「年に1回、須賀川を盛り上げる大会に関わりたいと思っており、体力的に走れる限りは参加していきたいと考えています。新型コロナウイルスもいずれ必ず終息すると思いますが、一日も早くスポーツを楽しめる日が戻ってほしいと願っています」と話す。
 また昨年大会に初挑戦を予定していた福島市在住の50代男性は「大会に向けて毎朝走る習慣をつくり、今も続けています。昨年の無念を晴らすべく、ぜひ今年10㌔で参加したいです」と期待を寄せる。
 実行委員は次の通り。
▽委員長=大木和彦▽副委員長=大森英夫、森合義衛、安藤喜勝、鈴木浩一▽委員=三浦武彦、高萩孝平、新田義永、安藤昭人、本田実、円谷喜久造、石井文和、小林一彦、飛木孝久、遠藤稔、岡田充生、上妻秀男、塚目充也▽監事=佐藤良子、安藤豊吉▽会計=鵜川誠