続報 授業日数不足で長期休業中も実施か

 須賀川市の森合義衛教育長は22日、市ホームページなどを通して保護者宛てのメッセージを発信し、新型コロナウイルス感染対策による全国一斉の非常事態宣言発令で市内小中学校が臨時休校し授業時間が不足しているため、「長期休業(夏季・冬季)などを授業日に充てたい」とする考えを示した。
 市は全小中学校を今月8日から5月6日まで臨時休校とし、市教委によると来月7日から授業を再開した場合、計17日分の授業カリキュラムが不足することとなる。
 休校中も子どもたちは学校から配布されたプリントなどを使ったりして自宅学習に努めているが、各学校の実態に即した対応となるが授業の遅れに関しては3つの対応を検討している。
 具体的には①日課表の工夫や短縮授業を実施して一日あたりの授業時間を増やす(例・平日7時間など)②学校行事の精選を図り主要教科の授業に充てる(例・校外活動の減少など)③長期休業(夏季・冬季)などを授業日として実施する―以上の3点。
 仮に夏休みを短縮する場合、今年度は7月21日から休みに入る予定だが、そのまま31日まで継続し、お盆期間明けの8月17日から授業を再開したとしても、不足分の授業日数は4日程度少なくなるため、お盆前の授業か冬休みの一部で授業を行うなどの方法が考えられる。
 ほかにも、土曜日の授業実施なども考えられるが、教職員の長期休暇中の出勤割り振りがきかないなどの現状から現実的ではないとの意見が聞かれた。
 いずれにしても授業の遅れに関する3つの対応は確定事項ではないため、今後の市教委や各校の協議結果が注目されるが、一定程度の長期休業短縮は避けられない模様だ。
 また、森合教育長は保護者へのメッセージの中で、感染拡大を防ぐため「可能な限り外出を避けて自宅で過ごす」、「必要に応じて自宅でも密閉・密集・密接が重なる場を避ける」、「手洗いやうがいを定期的に行う」などとともに、子どもたちの毎朝の検温と規則正しい生活の維持に理解を求めている。
 臨時休校期間中は児童クラブ館も休館し、部活動や特設活動も実施しない。
 図書館を時間限定で開放する学校もあり、23日から「子ども読書週間」が始まることもあって、子どもたちに「たくさん本を読むよう働きかけを」とも呼びかけている。