特報 天栄村が別室勤務でリスク分散

リスクを分散するため別室で働く職員

 天栄村は新型コロナウイルスの感染が県内でも広がる中、20日から各課の職員を分散し別室で勤務させることで万が一の際に集団感染のリスクを下げる試みを開始した。
 新型コロナウイルスの感染が発生した場合、同じ職場内などで爆発的に感染が広まるクラスターが問題となっており、特に公共機関などでは感染者が出た場合でも安全に機能を維持できるための対策が求められている。
 村は村民への公共サービスを維持したままリスクを分散するため、別室で勤務できる体制構築に準備を進めてきた。
 各課の一部職員は役場3階の村議会会議室3室を利用し、パソコンや資料を持ち込んで通常業務にあたる。
 別室で業務を行う際も一定程度の距離を開け、1室あたりの入室者も2課6人と制限を定め、適度に換気するなど密閉、密集、密接の「3密」を避ける。また部屋の入り口には消毒用アルコールを設置するなど感染予防を徹底する。
 村民が訪れる各課の窓口には神田産業(須賀川市館取町)が開発した飛沫防止パネルを設置するなどして感染リスクの低下を図っている。
 そのほか、以前から継続している職員の体調管理、不要不急の外出を避けるなどの取り組みも続け、万が一の感染に備えるだけでなく、感染者が出た場合でも役場機能を維持できる体制を築く二段構えの対策で村民の安全・安心を守る。
 なお19日までに天栄村内で感染者は出ていない。