
50年間ソフトボールに携わる
これからは夫婦旅行も
高校教員として昭和42年から須賀川桐陽 (旧須賀川女子高) や白河旭 (旧白河女子高) などで教べんをとった。 女子ソフトボール部の監督を務め生徒らと試合の喜びや悔しさを分かち合った。
「思いやりや感謝など、 人生を豊かにする心の成長の手助けになれば、 という思いでした」。 当時の教え子とは今もOB会や年賀状で交流を続けているという。 「彼女たちの成長がなによりうれしいです」 と話す。
昭和62年から県ソフトボール協会の事務局長として 「ふくしま国体」 に関わり、 平成10年から市協会の副会長、 18年から会長としてソフトボール界をけん引した。 今年3月の役員改選で会長は退いたが、 「これからも何らかの形で応援していきたい」 と穏やかに語る。
50年間ソフトボール漬けの日々だったが、 今後は夫婦水入らずの旅行や庭の手入れなどを楽しみたいとも。 「庭の月下美人が咲くと近所の人に声をかけ、 花見を楽しんでいます。 これからもそういう時間を過ごせたらと思います」 と語る。