犯罪と少年非行の概況まとめる

昨年の概況をまとめた冊子

 須賀川署と須賀川地区防犯協会連合会は同署管内の昨年の犯罪発生状況などをまとめた「犯罪と少年非行の概況―犯罪の起きにくい社会をめざして」を発行した。少年警察ボランティアや年間を通した活動写真も併せて掲載している。
 昨年1年間の刑法犯認知件数は462件(前年比5件増)、検挙件数158件(同10件増)。犯罪を種類別にみると、窃盗犯が最も多く356件(同5件増)検挙119件(同1件増)、次いで粗暴犯認知15件(同5件減)、検挙10件(同6件減)、知能犯認知10件(同10件減)、検挙6件(同1件減)。
 窃盗犯は刑法犯認知件数の77・1%を占め、356件のうち万引き42件、自転車盗34件、車上ねらい30件で計106件、29・78%を占める。
 交番・駐在所別に認知件数をみると、西袋交番139件、駅前交番138件、鏡石駐在所81件。西袋と駅前は万引きと車上ねらい、鏡石は自転車盗と万引きが多い。
 なりすまし詐欺は予兆情報と認められる届け出が242件、被害件数は4件(同1件減)。被害総額は140万円で昨年から518万円被害が減った。
 内訳は架空請求詐欺1件で被害総額5万円(同50万円減)、前年は被害がなかった還付金等詐欺が1件100万円、キャッシュカード詐欺盗1件35万円。年齢別被害状況は65歳未満1人、65歳以上3人。
 非行少年・不良行為少年総数は73人で前年から23人減少した。非行少年は19人(同4人増)、不良行為少年は54人(同27人減)。刑法犯少年の主な内訳は占有物離脱物横領7件、万引き5件。学識別にみると中学生8人、高校生3人、小学生2人。
 常習化しやすく非行の入り口となりやすい万引きや自転車盗など初発型非行は12人で全体の68・42%を占めた。
 少年非行検挙・補導状況は54件(同27件減)。主な内訳は深夜はいかい23件、喫煙15件。
 学識別では高校生17人、有職少年15人、無職少年12人、中学生4人だった。