阿武隈川の試験採捕の対応や放流を協議

一日も早い漁業解禁に向け意見を交わす出席者たち

 阿武隈川漁業協同組合須賀川支部(鈴木裕支部長)の総会は12日、西川笠田の釣仙郷で開かれ、4月から開始した組合員以外も含めた試験採捕の対応などについて確認した。
 役員ら約10人が出席、鈴木支部長は「昨年同期に比べると、新型コロナウイルスや自然災害など色々と困難なことが重なって厳しい状態が今後も続くと予想される。その中で、モニタリング調査を地道に行ってきた結果が功を奏し、リリースの条件付きで組合員と採捕体験組合員(一般者)は採捕可能になったことは非常にうれしい」とあいさつした。
 今年度は、来年度に期待される漁業解禁への事前対応として、現時点で国から解除通知を受けているイワナ、アユ、コイ、フナ、ウグイの5魚種をどのように放流するか意見を交わし、昨年の台風19号で被害を受けた河川の復旧工事の進捗状況等を十分に考慮した上で、早期に放流することとした。
 また、外来魚やカワウ、ミンクなどの食害への対応や、魅力ある漁場づくりに向け活発に意見を交わした。
 そのほか、組合員はもとより、一人でも多くの人に組合員加入事前体験(採捕体験)をしてもらい、一日でも早い漁業解禁を目指し役員一丸で努力することを確認した。