須賀川牡丹園17日から有料開園

 樹齢200年余の古木をはじめ290種7000株の牡丹が咲き誇る、須賀川牡丹園は17日から有料開園する。当日朝は安全祈願祭のみ執り行い、開園式は中止する。午前9時から先着10人に牡丹鉢を贈るイベントは例年通りとなる。
 須賀川市内での新型コロナウイルス発生を受けて検討を重ね、開園式の中止、大型連休中の市民団体らによるステージイベント、こどもの日に人気のウルトラマンステージも全て見合わせる。
 安全祈願祭は17日午前8時半から園内の牡丹稲荷神社で執り行われ、須田智博神炊館神社禰宜が神事を執り行い、柳沼直三牡丹園保勝会理事長、橋本克也市長、柳沼御三家代表らが出席し、今シーズンの安全を願って玉ぐしを捧げる。
 新型コロナウイルス対策のため、牡丹園入り口での開園式は行わないが、毎年人気の先着10人への牡丹鉢プレゼントは実施する。並ぶ場合は密集状態にならないよう、適度な間隔を保つなどの協力を求めている。
 有料開園期間中はふるさとガイドの会の園内案内や牡丹キャンペーンクルーの出迎え、牡丹会館内の長沼そば販売は中止する。券売機などの定期的な消毒作業、来園者と接する職員のマスク着用などを徹底する。車いすの貸し出しも取りやめる。
 大型連休中の市民団体によるステージイベントは、新型コロナ発生により出演団体から辞退の申し込みが重なったこと、密集状態をつくらないなどの観点から今年は実施しない。ウルトラマンステージも行わない。
 団体客が来園した場合は入園時の人数を制限し、新型コロナ感染防止に万全の態勢を整える。
 牡丹会館や産業会館での特産品販売、牡丹園駐車場での和菓子販売などは平年通り実施する予定だが、牡丹会館内での休憩スペースは撤去も視野に検討を進めている。
 園内の露地牡丹は春の陽気に誘われて徐々につぼみが膨らみはじめ、平年よりやや早い大型連休中の見頃が見込まれる。
 大型連休に合わせて牡丹園隣の市フラワーセンターでは18日から30日まで、「ぼたんお花咲く小径展」を無料開催する。
 牡丹園保勝会は市広報4月号裏面に「市民招待券」を添付しており、市の花でもある牡丹の見事な大輪をぜひ見に来てほしいと呼びかけている。