特報 新型コロナで資材不足の「風流のはじめ館」

 台風19号の影響で7月末の工事完了を予定していた、須賀川市芭蕉記念館の後継施設「風流のはじめ館」は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で、資材調達がスケジュール通り間に合わないなどにより、完成時期がさらにずれ込む可能性が出てきた。
 橋本克也市長は3月議会で「風流のはじめ館」は秋口にオープンしたいと明言しており、年内の開館を目指して夏以降は急ピッチで準備を進めることになりそうだ。
 「風流のはじめ館」は江戸時代の須賀川郷学所跡地(現芭蕉記念館向かい)に建設が進められ、当時から遺るキンモクセイをシンボルツリーに、“俳句のまち須賀川”を連想させるメーン3エリアを中心に、須賀川文化活動の拠点施設としての活用が期待される。
 名称や施設運用などは高校生から一般市民らが参加したワークショップを複数回実施して決定し、幅広い年代が集まり文化を発信する場所として、「芭蕉・等躬の庵」、「郷学の間」、「四季彩の庭」で文化伝承や文化活動が行われる。
 茶の湯もできる畳の和室も設けられ、俳句に留まらない、多彩な文化活動が「はじめ館」を核に市内外に広く広がっていくことが期待される。
 また、3月末で建物が完成した、「特撮アーカイブセンター」は、須賀川市の特撮文化発信拠点として、予定通り秋口のオープンを目指している。