鏡石町は予防対策し休校せず

登校時、手指のアルコール消毒をする生徒

 鏡石町教委は小中学校に対し、町内でまだ新型コロナウイルス感染者が出ていないこと、児童・生徒たちの教育の保障と活動を継続してあげたいという意向から休校措置をとらずに、感染予防対策を徹底するよう通知した。
 対策は感染リスクを高める3密(密閉・密集・密接)を避ける工夫、咳エチケットや手洗いなど基本的な感染症対策、家庭と連携して熱発や風邪症状がある場合は学校を休むよう呼びかけるなど。
 小中学校は6日から約1カ月ぶりに学校が再開し、事前に通知した新型コロナウイルス感染症に対応したガイドラインをもとに、予防対策の実施、児童生徒たちへの指導や保護者への協力を求めた。
 鏡石中では2日に全教室の机やイスなどの消毒を教職員で実施した。生徒の毎朝の検温、マスク着用、手洗いや咳エチケットの励行、手指のアルコール消毒、常に扉を開けて換気した状態で授業をしている。
 また、今後考えられるマスク不足に備えて、授業でガーゼマスクを作り、全生徒に2枚ずつ配布した。
 部活動は町内体育施設が休館し使えなくなったが、学校内施設で大人数が集まらないよう注意しながら実施し、今後の状況をみながら続けるか判断する。
 春山晃祥校長は阿武隈時報社の取材に対し「保護者から学校の取り組みに対してご理解いただいている。今後の状況に合わせて柔軟に対応していく」と話した。
 小学校でもマスク着用、手の触れる場所の消毒、密集を避けた授業、毎朝の検温などを実施している。