県が発表「偏見や差別的な言動はなさらず」

 県は3日、須賀川市内で発症を確認した10代女性について、3月25日から27日の東京滞在は観光として1人で行ったこと、移動には公共交通機関を使用し、往復はマスクを着用していたこと、移動時は発症前だったため感染リスクはないことなどを発表した。
 県によると女性は10代後半で中高生ではなく、未成年であり家族の意向もあるためそれ以上の公表は控えるとした。
 会見で戸田光昭保健福祉部長は、知事メッセージとして「県民の皆さんは不安や怖れがあると思うが、原発の風評被害で苦しめられる福島県民だからこそ、新型コロナウイルスの陽性が出た人や関係者に対し偏見や差別的言動をなさらないようにしてほしい」と訴えた。
 須賀川市内でも憶測や誤情報を元にしたウワサや言動がSNSなどを含めて飛び交っており、市民にはモラルと思いやり、冷静さを持った対応が求められている。