新型コロナ「三密」避ける工夫を

 県内初の2次感染が疑われ、新型コロナウイルス発症者が6人まで報告されたことから、国や自治体、関係省庁は集団発生防止へ改めて注意喚起している。
 換気の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集場所」、間近で会話や発声をする「密接場面」のいわゆる「三密(さんみつ)」を避け、クラスター(集団)発生を避ける工夫がイベントや集会で求められる。
 各種会合や活動に留まらず、カラオケやライブハウスなど密閉した空間で大きな声を出す環境での集団感染も報告されているほか、共同で使う物品の定期的な消毒も必要だ。
 須賀川市でも3月下旬から順次、公共機関の利用と貸し室を再開しているが、利用者には定期的な換気の実施、活動時間制限など理解と協力を求めている。
 感染予防には新型コロナに限らず、他の人に移さないための対策が必要で、「手洗い」やマスクの着余を含む「せきエチケット」が基本となる。
 手洗いは外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに心がけることが必要で、石けんやアルコール消毒薬を使うと効果がアップする。
 くしゃみや咳が出るときは、つばなどの飛沫にウイルスが含まれている場合が多い。マスクは電車や職場、学校など人が集まる場所で着用し鼻と口の両方を確実に覆う。
 マスクが無い時にせきやくしゃみが出るときは、ティッシュなどで鼻と口を覆う、とっさのときは袖や上着の内側で口などを覆う、周囲の人からなるべく離れるよう心がける。
 新型コロナウイルスが発症した場合、発熱やのどの痛み、せきが1週間前後続き、強いだるさ、息苦しさを訴える症例が多い。高齢者や基礎疾患がある人は重症化しやすい傾向がみられるため、発熱など風邪の症状が見られる場合は学校や会社を休み、毎日体温を測定して記録し、速やかに県中保健所(℡75―7827)などへ連絡する。
 爆発的感染が発生している欧州では、10代など若者の感染と重症化例が報告されており、子どもたちも対策を軽視することなく、手洗いやせきエチケットの徹底を心がける必要がある。