交通事故発生件数は記録的減少を更新

昨年の交通事故についてまとめた「交通白書」

 須賀川署と地元交通3団体は令和元年の交通情勢をまとめた「交通白書すかがわ」を発行した。昨年の交通事故発生件数は昭和41年以降最少だった前年をさらに下回る129件(前年比77件減)だった。死亡事故も3件3人(同2件2人減)で前年を下回ったが、悲惨な交通事故を撲滅するため、市民にも協力を呼びかけている。
 表紙には昨年の交通安全ポスターコンクール最優秀4作品を掲載し、公共機関のほか全世帯に配布する。
 須賀川・岩瀬地方における昨年の交通事故情勢は負傷者数が156件(同71件減)。
 事故発生件数を市町村別にみると、須賀川市が108件(同63件減)、鏡石町が14件(同11件減)、天栄村が7件(同3件減)で、人口比率とほぼ同じ比率で須賀川市が全体の約83%を占め、いずれの市町村でも減少した。
 月別にみると最も多いのは5月の18件、最も少ないのは9月の2件で、特に10月は前年が34件と最も多発したのに対し、昨年は17件と半減した。2月は16件で前年より5件増加し、5月も行楽シーズンの影響か前年より1件増加しているが、そのほかの月はすべて減少する結果となった。
 時間帯別発生状況は夕方午後5時から午後6時までの帰社・退社時間帯が19件(同2件減)で最も多く、次いで午前7時から午前8時の出勤・登校時間帯が12件(同11件減)とピーク時間帯は前年から変わらないが、特に午前中の出勤・登校時間帯は大きな改善がみられた。
 事故類型別では追突事故が44件で全体の約34%と最も多かったが、前年の79件より35件減少した。次いで出合い頭が39件(同14件減)で約30%、この2種類が全体の約6割を占める。左折時の事故3件、車両単独事故3件はいずれも前年より1件増えたが、そのほかは変わらないか減少が認められた。