体育施設・公民館の利用再開

約3週間ぶりの稽古に励む指導者たち

 須賀川市内の体育施設と公民館は新型コロナウイルス感染予防として休館措置がとられていたが、24日から条件を課した上で利用が再開された。各施設では市民らが久しぶりに仲間と集まっての運動や活動を楽しむ姿が徐々に見え始め、春らしい活気を取り戻しつつある。
 市は23日に対策本部を開き、公共施設の再開について方針を決めた(一部既報)。
 利用条件は①屋内施設は1時間ごとに最低1回10分以上の換気時間を取る②利用人数は過密な密集状態にならない人数とする(手の届く範囲に多くの人が集まらない人数)③会議の場合は長テーブルの3人がけは避ける④施設または部屋を出入りする際は手指のアルコール消毒を徹底する⑤参加者の体調(体温等)管理は主催者側で徹底する⑥参加者の名簿(連絡先)を提出する⑦(会議等は)マスク着用を推奨する―7点で、可能な限り感染を予防し、万が一感染者が出た場合も追跡調査が可能となるように対策を取る。
 約3週間ぶりに活動を再開した市民らは、仲間と近況を話し合い、先の見えない現状に対する不安を打ち消すように笑顔を交わしていた。
 市武道館で活動している須賀川剣道連盟(坂井芳晴会長)は24日から指導者の稽古を開始した。
 坂井会長は「3週間ぶりで体がなまっていたが、稽古ができる喜びを感じている。大きな大会や昇段試験なども中止となっている中で再開できたことはありがたい。これまで以上に一つ一つの技を丁寧に磨き、気合を充実させて取り組んでいる。子どもたちの稽古は自粛要請を受けて3月中休みとなるが、我々指導者は稽古をして、再開後を万全にしたい」と話す。稽古場は使用条件に適うよう窓を開け、冷たい空気も流れ込んでいたが、参加者たちの熱気であふれていた。
 施設の利用申し込みや問い合わせ、参加者名簿については各施設の事務所などで受け付ける。
 なお新型コロナウイルスの感染状況によって、今後利用状況は変更となる可能性もある。