聖火リレー延期「来年なら沿道応援も」

 新型コロナウイルス感染拡大を受け安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は24日電話会談し、東京オリンピック・パラリンピックを1年程度延期する方針で一致した。組織委員会はその後記者会見を開き、26日から開始予定だった聖火リレーも延期すると発表した。
 聖火リレーは23日時点で、一般ランナーを参加させず、ランタンを自動車で運ぶ案なども検討されていたが、撤回された。
 森喜朗会長と武藤敏郎事務総長は会見で「121日間という従来の聖火リレー日程、ルート、ランナーはそのまま尊重していきたい。根本から変える考えはない」と述べた。
 延期の発表を受け聖火ランナーらは残念な気持ちを抱きながらも安堵を漏らしている。
市内を走る予定の長谷部久美子さん(45)=ウルトラFMパーソナリティ=は「1年延期にはなったが、まずは新型コロナウイルスをしっかりと終息させて、みんながスッキリした状態で走りたい。自粛ムードの中で走ることに疑問を持っていたので、本番は皆で盛り上げて一体となって走りたい。来年であれば沿道での応援もあると思うので、子どもたちが応援してくれる姿を想像しながら楽しみに待ちたい」と話す。
 また鏡石町から選出の関蒼君=鏡石中=は「残念というのが正直な気持ち。本番に向けてコースを見て回ったりもしていた。でも来年があるので走る練習などをこれから頑張り、本番では祖父や家族にも見てもらいたい」と気持ちを明かした。
 なお市内コースに設置されたフラッグについて関係者は、今後このまま維持するか検討するとした。レガシーサルビアの会が設置する予定だった約1000個のプランターも今後検討を進めるものとしている。