駅西地区整備で福交北側の道路拡幅へ

新年度拡幅工事が始まる福島交通北側幹線道路

 須賀川駅西地区都市再生整備事業は、昨年7月に市とJRの協定締結を機に本格的な事業に着手し、今年度は国道4号線から同地区を結ぶ幹線道路整備や連結する既存道路の整備、東北本線上を通り東西地区をつなぐ自由連絡通路の設計など予定通り進捗している。新年度はさらに福島交通須賀川営業所北側の幹線道路拡幅などに着手する。
 工事中の幹線道路は国道4号線と新しく整備する駅西広場近隣までをつなぎ、朝晩を中心とした駅前の交通混雑緩和と駅利用者の利便性向上、交流促進を図っていく。
 道路幅は場所によって異なるが9~12㍍(歩道は2~2・5㍍)に広がり、車両の円滑な通行とともに歩行者の安全を確保する。
 今年度は駅前と東部環状線をつなぐ南北道路以東から駅西地区部分の幹線道路(約210㍍)の整備に着手し、水道などの環境整備工事も行われた。
 新年度は福島交通北側道路を6㍍拡幅し、幹線道路に接続する既存道路の整備や拡幅工事に着手する。
 幹線道路は東西自由連絡通路整備完了後に本格的な舗装を行うため、事業完了を予定している2023年度まで一般車両の通行は出来ない。
 合わせて東西自由連絡通路の設計業務が完了見込みで、本格的な整備工事の着手に向けて準備が整う。
 東西自由連絡通路には東北本線をまたぐ半橋上に駅舎が設置され、既存駅舎は観光案内所や高校交通の待合所として整備する。
 駅西地区都市再生整備事業は2010年にスタートし、東日本大震災などによる事業中断などを乗り越えて、昨年度から本格的にキックオフした。事業完了は着手から5年後の2023年度中を目指している。
 地元住民を対象とした意見交換会は2016年まで計6回開かれ、集められた意見は東西自由連絡通路設置など様々な形で反映された。
 また今年度は地元住民に駅利用する須賀川高校と須賀川桐陽高校の生徒を加えたワークショップを開き、幅広い年代が集い利用しやすい駅前づくりをテーマにしたワークショップを計4回開き、すかがわ駅イルミネーション「光のテラス」やグループごとの成果発表などにつながった。
 新年度もワークショップを継続し、より踏み込んだ形での駅前づくりへ意見交換し、幅広い年代が集う須賀川駅前を目指していく。