サポートランナーに円谷ランナーズ20人

円谷選手を目指し市内を走る円谷ランナーズ(今年1月撮影)

 東京2020オリンピックの聖火リレーグランドスタートまで1週間を切る中、県実行委員会は19日、聖火ランナーの後方を走る「サポートランナー」を予定通り実施することを発表した。須賀川市内コースではアンカーの君原健二さんとともに、「第2の円谷幸吉選手輩出」を目指す円谷ランナーズスポーツ少年団20人が走る。
 サポートランナーは聖火リレー各区間のスタートやゴールで聖火ランナーの後方を地域住民らが走るもので、市町村ごとに企画し、より多くの人がリレーに関わり、盛り上げにつなげる。
 円谷ランナーズは第2の円谷選手を地元から育てることなどを目的に、平成23年に故芳賀敏郎前監督が立ち上げ、「楽しく走れば速くなる」をキャッチフレーズに各種大会で活躍する選手を輩出してきた。
 市内コースは28日午後1時18分から栄町東交差点をスタートし、午後1時54分に市役所にゴールの予定。
 円谷ランナーズの走行区間は、市内最終14区の市役所駐車場西側出入り口から市役所までのとなる見込み。
 水野武代表は「設立時1期生の相澤晃選手、阿部弘輝選手が東京オリンピック出場を目指せる活躍をみせる中、それに続けと頑張っている小中学生の子どもたちがサポートランナーとして走れることは運命的な感動を覚えます。きっと天国から幸吉さんも喜んでいることと思います」と語る。また新型コロナウイルスなどの状況を踏まえ「ここ数週間は大変な状況ではありますが、子どもたちには笑顔で楽しく走ってほしいと思っています」とした。
 なお県内では市内を含め25市町村で小中学生ら計450人が走る。新型コロナウイルスの影響で規模縮小やイベント中止が決まる中、実施の可否について検討が進められていた。
 沿道での観覧は予防対策に取り組んだ上で可能となったが、tetteや市役所などでの小中高生の楽器演奏などは中止となった。
 そうした中で円谷ランナーズが走れることは、次世代にオリンピックの情熱をつなぐ大きな意義を持つものとなるだろう。