須賀川アリーナ床張り替えは今月中着工

今月中にも床張り替え工事に着工する須賀川アリーナ

 昨年の台風19号の浸水被害で休館している須賀川アリーナの災害復旧建築主体工事は市3月議会の追加議案で請負契約の締結が承認され、メインアリーナ床の張り替え工事などは今月中に着工される。電気・機械設備も年度内または新年度早々に着手できるよう整備を進めている。
 災害復旧建築主体工事は1億5840万円で熊谷組東北支店が請け負う。工事内容はメインアリーナの床の張替えのほか、断熱材などの整備や館内のタイルカーペット張り替えなど。
 工期は9月までとしているが、アリーナ再開には、そのほか非常用発電装置の入れ替えなど電気・機械設備工事が必要となり、市担当者によると最低でも10カ月から11カ月かかるものとみられる。また工事中に新たな被害が見つかれば、それらの補修も必要となると話す。
 市では新年度中に、できるだけ早期の再開を目指し、各種手続きなどを進めている。
 復旧工事は国の補助を受けながら可能な限り早期に着手するが、再開は今冬以降となる見込み。
 なお市では現在のところ、サブアリーナやトレーニングルーム、円谷幸吉メモリアルホールについても、消防法上の観点などから非常用発電装置の設置後の再開が望ましいため、全館一斉の再開を目指している。
 同館は福島空港開港記念事業の一環として平成6年3月に開館した。7年のふくしま国体卓球競技のほか、毎年剣道や卓球、バスケットボールなどの大規模な大会が行われているほか、ラバーバレーボール大会など市内のスポーツイベントや各団体の練習にも欠かせないスポーツ振興の拠点となっており、市内外問わず早期再開を求める声が多い。
 同館に事務所を置く市スポーツ振興協会は台風被害に遭った備品の整備などをしながら新年度事業に向けた準備を進めている。「ウオークinすかがわ~桜」や「アリーナ60分プログラム」など4月中の事業は新型コロナウイルス感染対策のため中止とするが、5月以降の事業は4月中旬にも参加募集を開始する予定としている。