市教委が3月末まで部活動休止決定

 須賀川市教委は市内全小中学校において、3月末までの「部活動・特設クラブ活動休止」を決めた。18日に全保護者宛てに一斉メール送信した。春休み期間中の活動再開を期待していた子どもたちから落胆の声が挙がっている。
 市教委は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国や県の方針を受けて今月4日から23日まで市内全小中学校を臨時休校とし、3学期後半の学校活動を全てストップして、24日以降の春休み期間から通常活動の再開を予定していた。
 しかし17日に文部科学省から「新型コロナウイルス感染症対策に係る春季休業期間中の留意点について」が示され、不特定多数の児童生徒が集まる可能性が高い部活動の自粛継続などが要請され、市教委として協議を重ねた結果、春休み期間中も部活動・特設クラブ活動自粛継続を決めた。
 部活動・特設クラブ活動自粛継続を受けて、運動部に所属する市内女子中学生は「(5月の)中体連も近いので活動不足で体力的にすごく不安です。屋外活動も出来ず時々イヌの散歩などしていますが、筋肉と持久力が落ちているので今すぐにでも再開してほしかったです」と取材に答えた。
 文化部で活動する男子中学生は「家で自主練はしていますが、全員で演奏しないと分からないことも多いので、活動を再開してからのブランクがすごく心配です」と話した。
 春休み期間中は部活動だけでなく、小学校の鼓笛隊引き継ぎなど重要なイベントも多くあり、4月以降に予定される運動会や交通安全鼓笛隊パレードなど多くの校内外行事に影響が出るのではないかとの声も聞かれた。
 今月末の離任式などを実施する小中学校は、マスク着用や手洗い、換気など感染拡大防止に万全を期すための準備を進めている。
 なお郡山市は4月5日の春休み終了までの活動休止を決定しているが、須賀川市教委は4月以降の対応について「今後の状況を注視して判断する」としており、条件が整えば活動再開したいとの意向も示している。
 鏡石町教委は18日現在で対応協議中、天栄村教委は19日の臨時校長会で最終決定すると取材に対し返答した。
 全小中学校臨時休校から2週間余りが過ぎ、当初は自宅待機を続けていた子どもたちも徐々に公園で遊んだり、散歩したりする姿も増え始めている。
 保護者からも室内にこもりきりの子どもたちのストレスを心配する声が聞かれ、19日に示される国の方針次第だが、24日以降の市内公共施設利用再開への要望が日に日に高まっており市の対応が注目される。